副業のメリット
①本業以外の収入源が持てる
副業は、自分のスキルを活かして、収入を得ることができます。
すぐれたスキルやアイデアがある場合は、本業よりも副業の収入が大きくなることもあります。
②会社を辞めずに起業にチャレンジできる
起業したいと思っても、最初は試してみないとうまくいくかはわかりません。
もし副業が軌道に乗らなかったとしても、本業を続けていれば収入がゼロになることはありません。
色々な副業を試しながら、手ごたえを感じれば起業を目指すことも可能です。
起業にむけて資金を貯めることができる
個人事業主や法人として開業するには、費用がかかります。
また仕事が軌道に乗るまでの生活費も半年から1年分くらいは準備しておきたいところです。
副業で得られた収入を開業に向けての資金にすることができれば安心して事業を始められます。
副業する上で注意すること
①勤めている企業の“就業規則”を確認
就業規則によって「副業禁止」が掲げられているにもかかわらず、無断で副業を行っていた場合には、
戒告や減給、解雇などになってしまう可能性も十分にあります。
所得税は副業で得た収入に対しても課せられます。
②確定申告をしなくてはいけない
副業での収入が20万円を超えている場合は、確定申告が必要になります。
副業の年間所得が20万円を超えているにもかかわらず確定申告をしていなかった場合、
延滞税や過少申告加算税、無申告加算税など、様々な金銭的ペナルティを受けることになるため、
注意が必要です。
③増えた収入が課税対象となる
所得税の対象となるのは、“個人が1年間の間に得たすべての所得”であるため、本業と副業の
すべてを合わせた所得をもとに、所得税の計算が行われます。
副業から起業していくメリット
副業が軌道に乗ってきたら、起業することでさまざまなメリットがあります。
会社に勤めながら開業届を出すことも可能です。(会社の就業規則を確認すること)
開業届について
開業届は出さないといけないのかについては、論から言うと結提出しなくても罰則はないです。
が、開業届を出すことのメリットと出さないことのデメリットを考えると、事業を始めるのであれば
開業届を提出しておきましょう。
まず、国税庁の該当のページから「個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)」のファイルを
ダウンロードし、郵送または直接提出します。
開業届を出すタイミングは、事業を開始した日から1ヶ月以内です。
開業届を提出することの主なメリットは、以下の通りです。
・青色申告にすることができる。
・補助金、給付金の受給対象になる。
・屋号付きの銀行口座を作ることができる。
青色申告にすることで税務上のメリットがある
・最高65万円の青色申告特別控除が受けられる
・純損失の繰越しと繰戻しができる
・少額減価償却資産の特例を使える
など使える経費の範囲が広がるなど、税務上では結果的に節税になります。
将来の起業の準備になる
定年後、趣味や好きなことで起業したいと考える人も多いですが、新しいことへの挑戦は大変です。
将来起業したい希望があれば早めに準備することで、スムーズにスタートすることができます。
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